令和元年度社会資源開拓推進部活動報告

 当部は、現在13名で活動しています。

 全国・関東・東京都保護司会の管轄内において、社会資源開拓推進部という部は、その名称と活動内容が変化しつつあります。対象者の社会生活・活動復帰支援補助という大目標に変化はないものの、社会環境の変化と共に重点項目が変化しています。対象者自身の社会生活補助から、協力雇用主の開拓と連携の強化等に観られる就労支援活動へ、そして現在は、更生保護女性会・BBS会・更生保護施設との連携等に「行政を絡めた」他団体との連携開発です。「再犯防止」「更生」に向けて多くの団体が連携協力する方向へ、単独での活動から社会全体への活動に進んでいます。

 

 令和元年度、活動内容につき、部員全員で改めて検討する事から始めました。練馬区保護司会が会長を中心として行政との連携協力強化へと進んでいる中、何をすべきか、何ができるのか、全員が思案しながらの活動でした。

 

◎協力雇用主を招いての「現状と問題点」

 

ここでは、協力雇用主でないと解らない多くのメリット・デメリットを基調講演して頂き、質疑応答を行いました。

 

◎更生保護施設 両全会「施設見学」

 

施設の歩み、役割、再犯防止施策等を理事長から説明を受け、質疑応答を行いました。

 

◎職業能力開発センター「施設見学」

 

「技は一生の宝」として社会生活を営むための確かな技能習得訓練を見学しました。

 来年度は、既存の他団体との交流、新たな社会資源開拓を計画しています。部員一同これからも努力を重ねて参りますので、皆さまのご協力宜しくお願い致します。

(田中 穂積)