再犯防止活動関係

まずは、犯罪や非行を防止することで、安全・安心に暮らせる社会を実現していくことがとても大事ですが、これに加えて、罪を犯した人が自らの罪を悔い改め、犯罪や非行を繰り返すことなく、再び社会を構成する一員となるよう指導・支援することが強く求められています。

法務省では、犯罪や非行をした人が社会に戻った後、再び罪を犯さないように指導・支援する取組である「再犯防止対策」を進めていますが、まさにこのような観点に基づく施策の一つです。

ところで、“社会を明るくする運動”をご存知の方は多いと思います。この運動は、再犯防止対策の一翼を担うものであり、「犯罪や非行を防止し,立ち直りを支える地域のチカラ」のサブタイトルにあるように、すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせて犯罪のない地域社会を築こうとする全国的な運動となっています。2019年で69回目を迎えました。

本コラムでは、「再犯の防止等の推進に関する法律」と同法に基づく「再犯防止推進計画」に焦点を当てることにします。

(広報部) 

(注)社会を明るくする運動については、クリックしてください。