保護司活動のICT化について

「令和3年度東京保護観察所業務重点事項」の中に「組織内及び保護司との間におけるICT化の推進」という項目があります。そして、この項目について、「ICT活用の具体策としては、保護観察の経過報告書の作成・送信などの保護司活動用に専用ホームページの開発・運用があり、また、モバイル端末(全国100台)が配備される予定でもあり、令和2年度第3次補正予算に必要経費が計上されています。」と説明されています。この保護司活動のICT化が、いよいよ動き始めました。

(*)保護司活動用の専用ホームページについてはここをクリック

 

令和38月になり、東京保護観察所民間活動支援専門官から「活動開始」の案内があり、これで実質的なスタートとなりました。活動内容としては、次のようになります。

 

組織内及び保護司との間におけるICT化の推進活動の内容>

大別して、次の4つが予定されています。(➡詳しくはここをクリック

・東保連事務局のICT化推進

・地区保護司会,保護司活動のICT化推進

・関係組織等との連携の推進

・その他

 

★これらの中で特に急いで取り組みたいものとして、次の5つが示されています。

  「保護司専用ホームページ」利用のためのメールアドレス収集

  (➡詳しくはここをクリック

  東保連事務局のための機器購入とインターネット環境の整備

  全保連から東保連へ配布されたタブレット8台の活用法

  ブロック別協議会の準備段階からの参画

  各地区保護司会におけるICT導入の現状把握

 


(ご参考)保護司活動のICT化については、次もご参照ください。

A) 令和3129日(金)法務大臣閣議後記者会見の概要 ➡クリック 

B)令和31月総務省行政評価局:「更生保護ボランティア」に関する実態調査 -保護司を中心として-結果報告書「第2 実態調査結果3(1)イ「()報告書に係る情報技術の活用PDF」 クリック

    (B)については、こちらもご参照ください。➡クリック

 

上記のうち(B)は、具体的な背景・状況等の理解に役立つと思います。


ICT(Information and Communication Technology)は「情報通信技術」の略です。

ICTについては、とりあえずここをクリック

○大部ですが、令和3年版情報通信白書(PDF版)は、我が国の様々な分野でのデジタル化(ICTの利活用)についてその実態を説明等しています。➡興味のある方はここをクリック


なお、保護司活動のICT化の円滑な実施のために、東保連ICT化推進担当保護司の選任が都内の各保護司会宛てに依頼があり、全員で45名の保護司(練馬保護区2名)が推進担当保護司として選任されています。

練馬保護区では、山賀博通保護司(第1分区)と澤重信保護司(第4分区)の2名が選任されています。

会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。(なお、ここをクリック

  (2021年8月)